目が覚めたら清々しい程の秋晴れで、今日は仕事するつもりだったけど
「人としてここは外に出て健康的に秋を楽しむべきだろう!!」
と、体中がうずいて仕方が無かったので、思わず家を飛び出してしまいました。
本当は緑を満喫できる超自然スポットに行きたかったのですが、そうなると結構遠出になるな…と思い、近場だったのに実は今まで行った事の無かった
京都国際マンガミュージアムにぶらりと行ってきました。
撮影したのは全部見終えた後の夕暮れ時
祝日だから人多いかな〜、どんなだろな〜と思って行ってみたんですが、着いた瞬間に予想を遥かに上回る人の多さで9割心が折れました。
本当は「ちょっと気分転換に図書館で仕事してくる」くらいの気持ちで、筆記用具持参してたんですが、こ…こんな状況で絵描ける気がしない。滅茶苦茶帰りたい。
でもせっかくきたんだし…という、折れてなかった1割の心を奮い立たせ、仕事をするのは諦めてがっつり館内を満喫してきました。
満喫した後のひととき。もうかなり人が少なくなってました。
いやーしかし、思ってた以上に色々楽しくてお腹いっぱいになりました。
中でも今、特別展で「サンデー・マガジンのDNA―週間少年漫画誌の50年―」というのをやっていて、創刊号からずらっと揃えられた雑誌や原画等が展示されていたのですが、いやー…お腹いっぱいになった…!
やはり原画を生で見れるというのは素晴らしいです。
少年漫画だから画面にすごく勢いがあるのですが、がしがし描いているようで実は滅茶苦茶繊細だったりする様子がリアルに伝わってくる…!
最近のものも勿論なのですが、昔の作品ほどその丁寧さとペンタッチの綺麗さに驚きました。無駄がない…!
特別展に入ると必ず渡されるクイズラリーの用紙。
表の初級編はクリアしたんですが、裏の上級編があることに気付かぬまま…
正直クイズラリーとかどうでもよくなるほど、色々面白かったです。
一番最初に展示してある少年サンデーの創刊号をぱらぱらと読んでたんですが、口絵広告みたいなところに
「便利すぎるロボットくん」
というアオリ文句で、女性がタイプライター的なものの前に座っていて、その奥にいかにもロボットくんです!と言わんばかりのロボットが座っているシュールな写真を見た時はもうどうしようかと…
どうもそのロボットくん、女性がタイプライターを打ったら同じようにロボットくんの前にあるタイプライターを打つ…みたいなことらしいのですが(誌面から憶測)…だ、だめだ、これは現物を見ない限りこのこみ上げて来る感情は伝わらない…!
ちなみにそのサンデー創刊号の裏表紙は、森永チョコレートの広告だったのですが、
お口のなかで…セーフ!
ミルクとカカオバターがいちばんおおいのが森永チョコレートです。
スポーツのときにはさっといちまい…
「アウト」にならずみんな「セーフ」です
きっと…「チョコを食べると元気になって野球の時に活躍できるよ!」ということ…なんでしょう…!(当時のサンデーやマガジンはスポーツ記事がいっぱい)
これ見てる時は…一人で来たことを心底悔やみました…色々誰かと分かち合いたかった…
絶対あの場所でしか面白くないの知ってるもの…!!
というわけで、なんか特殊なストレスは抱えてしまったものの、とても充実してました。
昔の雑誌の過激さを改めて知ったし…今の規制社会に慣れてると驚愕するものばかりでした。
また面白そうな特別展やってたら行ってみよう。
*** ***
あ、そうだ!
帰り道、せっかくだからハトリ先生の複製原画展も行こうと思い、ブックストアdanさんにも行ってきました。
ハトリ先生のブログで紹介されてる写真の通りに展示されてたんですが、さらに一枚…
「葉鳥先生のブログにて紹介されてました」
という内容の記事も追加されていましたよ!
思わずそれを写真に納めて報告したい!と思いましたが、さすがに憚られたので…
ここでも一人だったことを悔やむほどテンションあがってました。へへへ!(まだ浮かれてる)